はじめに:チャット欄、あとから見返すと何がなんだか…
オンライン会議が当たり前になった今、Zoom や Teams のチャット欄って意外と重要な情報の宝庫ですよね。
「資料のリンク貼っておきます」「その件、来週までに確認します」「賛成です!」——会議中にポンポン書き込まれるチャット。でも会議が終わってからチャットログを開くと、こんな経験ありませんか?
- 誰がどの話題について発言したのか分からない
- 大事な決定事項が雑談に埋もれている
- URLやファイル名がバラバラに貼られていて探せない
議事録はちゃんと作ったけど、チャット欄の情報は放置…なんてこと、実はよくあります。
そこで今回は、AIを使ってチャットログを「使える議事メモ」にサクッと変換するテクニックをご紹介します!
ステップ1:チャットログをコピーする
まずは会議のチャット履歴をテキストとしてコピーしましょう。
- Zoom:会議終了後、チャット履歴がテキストファイルとして保存されています(設定で自動保存をオンにしておくと便利)
- Teams:会議チャットはそのまま残るので、必要な範囲を選択してコピーすればOK
- Google Meet:会議中のチャットは会議終了後に消えることがあるので、会議中にこまめにコピーしておくのがおすすめです
ログの形式はだいたいこんな感じになります:
10:03 田中:今日の議題は3点です
10:05 鈴木:資料はこちらです https://example.com/doc
10:07 佐藤:2番目の議題について質問です
10:08 田中:どうぞ!
10:08 佐藤:予算の上限は決まっていますか?
10:10 田中:50万円を上限で考えています
10:12 鈴木:了解です。それなら A案で進められそうですね
10:13 佐藤:賛成です
10:15 山本:来週水曜までに見積もりを出します
ステップ2:AIに「整理して」とお願いする
コピーしたチャットログをAI(ChatGPTやClaude、Geminiなど)に貼り付けて、次のようなプロンプトを送ります。
基本のプロンプト
以下はオンライン会議のチャットログです。
これを見やすい議事メモに整理してください。
【整理のルール】
- 話題ごとにまとめる
- 決定事項は「✅ 決定」として目立たせる
- アクション(誰が・何を・いつまで)は一覧にする
- 共有されたURLやファイル名はまとめて記載する
- 雑談や相槌は省略してOK
【チャットログ】
(ここにログを貼り付ける)
実際にやってみると…
先ほどのチャットログをこのプロンプトで整理すると、AIがこんな感じにまとめてくれます:
## 議事メモ
### 議題:予算とプラン選定について
- 予算上限は50万円(田中)
- ✅ 決定:A案で進行する方針(鈴木の提案、佐藤が賛成)
### アクション
| 担当 | 内容 | 期限 |
|------|------|------|
| 山本 | 見積もりを提出 | 来週水曜 |
### 共有リンク
- 資料:https://example.com/doc(鈴木が共有)
どうですか? チャットの流れを追うよりずっと分かりやすいですよね。
ステップ3:自分の会議に合わせてカスタマイズ
プロンプトは会議の種類に合わせてアレンジすると、さらに使いやすくなります。
定例会議の場合
前回の議事メモと見比べやすいように、
「報告事項」「相談事項」「次回までのTODO」の
3つに分けて整理してください。
ブレスト会議の場合
出たアイデアをカテゴリ別にグルーピングして、
それぞれに補足コメントがあれば添えてください。
クライアントとの打ち合わせの場合
先方の発言と自社メンバーの発言を区別して整理し、
先方からの要望は「📌 要望」として目立たせてください。
知っておくと便利なコツ
コツ1:参加者名を先に伝える
チャットログに表示名しか出ない場合、「田中=営業部」「鈴木=企画部」のように所属を最初に伝えておくと、AIがより文脈を理解した整理をしてくれます。
コツ2:会議の議題も一緒に伝える
「今日は○○プロジェクトのキックオフ会議でした」と一言添えるだけで、AIが話題の切り分けを上手にやってくれます。
コツ3:「抜け漏れチェック」もお願いする
整理してもらった後に、こう聞いてみましょう:
このチャットログの中で、議事メモに反映しきれていない
重要そうな発言はありますか?
見落としを防げるので、おすすめのひと手間です。
まとめ
オンライン会議のチャット欄は、実は議事録を補完する大事な情報源です。でも、そのまま読み返すのはしんどい。そこをAIに任せることで、ほんの数分で整理された議事メモが手に入ります。
ポイントをおさらいしましょう:
- チャットログをコピペして貼り付ける
- 「話題ごと・決定事項・アクション・リンク」を整理してもらう
- 会議の種類に合わせてプロンプトをアレンジする
「チャット欄、いつも見返さずに閉じちゃってたな…」という方は、ぜひ次の会議から試してみてください。きっと「こんなに楽だったんだ!」と感じるはずです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう!