会議が終わった後、こんな経験ありませんか?
「あの件、誰がやるんだっけ?」 「期限いつって言ってた?」 「メモは取ったけど、結局何をすればいいのか分からない……」
会議中は必死にメモを取っていたのに、終わってみると何がTo-Doで、何が単なる共有事項なのかごちゃごちゃになっていること、ありますよね。
実はこの「会議メモからアクションアイテムを抜き出す作業」、AIにお願いするとびっくりするほど速く片付きます。今回はその具体的なやり方を、コピペですぐ使えるプロンプト付きでご紹介します。
そもそも「アクションアイテム」ってなに?
アクションアイテムとは、会議で決まった**「次にやるべき具体的な行動」**のこと。たとえば、
- 「田中さんが見積書を金曜までに作成する」
- 「総務部で会議室の予約ルールを見直す」
- 「来週の定例までに資料を共有フォルダにアップする」
こういった「誰が・何を・いつまでに」がセットになった項目です。
会議メモの中にはこのアクションアイテム以外にも、背景説明や雑談、補足情報がたくさん混ざっています。そこからTo-Doだけを正確に拾い上げるのは、意外と手間がかかる作業なんです。
AIに抽出してもらうプロンプト
ChatGPTやCopilotなどのAIチャットに、以下のプロンプトをコピペして使ってみてください。
以下の会議メモから、アクションアイテム(次にやるべきこと)だけを抽出してください。
【出力フォーマット】
- やること:(具体的な内容)
- 担当者:(分かれば記載、不明なら「未定」)
- 期限:(分かれば記載、不明なら「要確認」)
背景説明や感想、共有事項は含めず、行動が必要な項目だけをピックアップしてください。
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(ここに会議メモを貼り付け)
これだけでOKです!
実際にやってみた例
たとえば、こんな会議メモがあったとします。
4/3の営業定例。参加者:佐藤、鈴木、高橋。前回の売上は前年比105%で順調。新規顧客のA社から問い合わせがあり、鈴木さんが来週水曜までに提案資料を作成する。展示会の出展について検討中だが、まだ決定ではない。高橋さんは今月中にCRM上の顧客データを整理しておく。次回定例は4/10。佐藤さんがアジェンダを前日までに共有する。
このメモをプロンプトと一緒にAIに渡すと、こんな結果が返ってきます。
【AIの出力例】
| やること | 担当者 | 期限 |
|---|---|---|
| A社への提案資料を作成 | 鈴木 | 4/8(水) |
| CRM上の顧客データを整理 | 高橋 | 4月中 |
| 次回定例のアジェンダを共有 | 佐藤 | 4/9(前日) |
どうでしょう? メモを読み返して自分で整理するより、ずっと早くてスッキリしませんか?
ポイントは、「展示会の出展について検討中」のような未確定事項はちゃんと除外されているところ。AIは「行動が必要な項目だけ」という指示をきちんと理解して、まだ決まっていないことは含めないでくれます。
もっと便利に使うコツ3つ
コツ1:メモは雑でも大丈夫
きれいに整理されたメモでなくても、話し言葉っぽいメモや箇条書きが混在していても、AIはちゃんと読み取ってくれます。完璧なメモを取ろうとしなくていいので、気持ちがラクになりますよ。
コツ2:チャットツールのログもそのまま使える
TeamsやSlackのチャット履歴をコピペしてもOK。「この会話の中からアクションアイテムを抽出して」と頼めば、雑多なやりとりの中から必要な部分だけ拾ってくれます。
コツ3:出力形式はカスタマイズできる
「表形式で出して」「Markdownのチェックリストにして」「メールで送れる文面にして」など、好きなフォーマットを指定できます。たとえばこう書き足すだけで、チェックリスト形式になります。
出力はMarkdownのチェックリスト形式(- [ ] )でお願いします。
やってみると分かる「地味だけど大きい」時短効果
1回の会議で生まれるアクションアイテムの整理に、手作業だと5〜10分。AIならほんの数秒です。
「たった5分でしょ?」と思うかもしれませんが、週に3回会議がある人なら月に1時間以上の節約になります。しかもAIは抜け漏れが少ないので、「あの件忘れてた!」という事故も減らせます。
まとめ
- 会議メモからアクションアイテムを抜き出すのは、AIが得意な作業
- プロンプトをコピペして、メモを貼り付けるだけでOK
- 担当者・期限まで自動で整理してくれる
- メモは雑でもOK、チャットログでもOK
まずは直近の会議メモで1回試してみてください。「こんなにラクになるの!?」と驚くはずです。明日からの会議後のルーティンが、きっと変わりますよ。