「それ、前にも説明しましたよね…?」が口癖になっていた

事務職をしていると、社内のいろんな人から同じ質問をされることってありませんか?

  • 「経費精算の申請って、どこからやるんでしたっけ?」
  • 「有給の申請フォームってどれ?」
  • 「社内便の送り方教えて」

1回ならいいんです。でもこれが週に何回も来ると、正直しんどい。自分の仕事が止まるし、「前にも言ったのに…」とモヤモヤしてしまう。

そこで思いつきました。社内FAQを作って共有すればいいじゃん!

……と思ったものの、FAQ作りって地味に大変なんですよね。質問を洗い出して、分かりやすい回答を書いて、カテゴリ分けして……。忙しい日々の合間にやるにはハードルが高すぎる。

そこで頼ったのがAIです。

ChatGPTとClaudeにFAQの下書きを頼んでみた

やり方はとてもシンプル。以下のようなプロンプトをAIに投げるだけです。

あなたは総務部の事務職です。社内の従業員から日常的に寄せられる問い合わせをもとに、社内FAQを作ってください。以下のジャンルで各3〜5項目、Q&A形式でお願いします。

  • 経費精算
  • 休暇・勤怠
  • 備品・郵便
  • ITサポート(パスワード再発行など)

これだけで、ChatGPTもClaudeも10秒ほどで20問近いFAQをずらっと出してくれました。

AIが作ったFAQの「たたき台」がすごく使える理由

正直、AIが出してくれたFAQはそのまま使えるレベルではありません。社内のシステム名やURLは当然AIには分からないので、そこは自分で書き換える必要があります。

でも「たたき台」としてはめちゃくちゃ優秀なんです。なぜかというと──

1. 質問の洗い出しを代わりにやってくれる

自分一人で「よくある質問って何だっけ?」と思い出すのは大変。AIは一般的な企業でよくある問い合わせパターンを網羅的に出してくれるので、「あ、これも入れなきゃ」と気づけます。

2. 回答の言い回しが丁寧で分かりやすい

自分で書くと「◯◯システムから申請してください」で終わりがち。AIは手順を番号付きで書いてくれたり、補足説明を添えてくれたりするので、読む側にとって親切な文章になります。

3. カテゴリ分けまでやってくれる

「経費精算」「勤怠」「IT関連」のようにジャンルごとに整理してくれるので、あとから探しやすいFAQに仕上がります。

実際にやった手順(所要時間:約40分)

  1. AIにFAQのたたき台を出してもらう(5分)
  2. 自社に合わせて内容を修正する(20分) →システム名・URL・担当部署などを実際の情報に差し替え
  3. AIに「この内容で分かりにくいところはある?」と聞く(5分) →読み手目線で改善点を指摘してくれる
  4. 社内チャットやイントラに貼って共有(10分)

トータル40分ほどで、20項目超のFAQが完成しました。自力でゼロから作ったら、半日はかかっていたと思います。

ChatGPT vs Claude、どっちがFAQ作りに向いている?

どちらも十分使えますが、私が感じた違いはこんな感じです。

ポイントChatGPTClaude
項目の網羅性幅広くたくさん出してくれるやや厳選して出す印象
回答の丁寧さ簡潔でテンポがいい補足説明が手厚い
カテゴリ整理指示しなくても分けてくれることが多い指示すればきっちり分けてくれる

個人的には、最初のたたき台はChatGPTで一気に出してもらって、分かりにくい部分はClaudeにレビューしてもらう、という使い分けがしっくりきました。

FAQ公開後、問い合わせが本当に減った

FAQを社内チャットの固定メッセージに貼ったところ、効果はてきめん。

「経費精算どうやるの?」系の質問は体感で7割減。聞かれても「FAQ見てね」の一言で済むようになりました。

さらに嬉しかったのが、後輩が「FAQに載ってないけど追加してほしい」と連絡してくれるようになったこと。FAQ自体がコミュニケーションのきっかけになって、チーム全体の情報共有が良くなった実感があります。

まとめ:FAQ作りこそAIの得意分野

「FAQを作ろう」と思っても、ゼロから書き始めるのは正直しんどいですよね。でもAIを使えば、たたき台を一瞬で作ってもらい、自分は修正するだけ。この流れなら、忙しい事務職の方でもスキマ時間で取りかかれます。

同じ質問に何度も答えてモヤモヤしている方、ぜひ一度AIにFAQの下書きを頼んでみてください。「もっと早くやればよかった!」と思うこと間違いなしです。