あの「日程調整メール」、何往復してますか?

「来週のどこかで打ち合わせしたいのですが…」

このメールが来た瞬間、心の中で「うわ、始まった…」と思ったことはありませんか?

自分のカレンダーを開いて、空いている時間を探して、候補を3つくらい出して、相手に送って、相手の都合が合わなくて、また候補を出し直して――。気づけば5往復。メール1本に30分以上かかっていた、なんてこともザラです。

わたしも事務職として毎日のようにこの作業をしていたのですが、ある日「これ、AIに手伝ってもらえないかな?」と試してみたら、メールの往復が劇的に減りました

今回は、その具体的なやり方を紹介します。

やり方はシンプル:「条件を渡して文面を作ってもらう」だけ

使うのはChatGPTでもClaudeでも、どちらでもOKです。

やることは2ステップだけ。

ステップ1:自分の空き情報をAIに伝える

たとえば、こんなふうにAIへ入力します。

来週(4/6〜4/10)の空き時間は以下です。

  • 4/6(月)10:00〜12:00、15:00〜17:00
  • 4/7(火)終日OK
  • 4/9(木)13:00〜16:00

社外のお客様に日程調整メールを送りたいです。候補を3つ提示して、丁寧な文面を作ってください。

ステップ2:出てきた文面をコピペして送る

これだけです。本当にこれだけ。

AIが出してくれる文面は、こんな感じになります。


件名:お打ち合わせ日程のご相談

○○様

お世話になっております。△△株式会社の□□です。 先日ご相談いただいた件につきまして、お打ち合わせのお時間を頂戴できればと存じます。

下記の日程でご都合のよろしい日時はございますでしょうか。

① 4月6日(月)10:00〜12:00 ② 4月7日(火)10:00〜12:00 ③ 4月9日(木)13:00〜15:00

ご都合が合わない場合は、お手数ですがご希望の日時をお知らせいただけますと幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。


そのままコピペして送れるレベルですよね。

「返信が来た後」もAIにお任せできる

日程調整のすごいところは、相手からの返信にも対応できることです。

たとえば、お客様から「水曜の午後なら空いています」と返ってきたとします。

こんなふうにAIへ追加で指示するだけ。

先方から「水曜午後なら空いている」と返信がありました。 私の水曜の予定は14:00〜15:00が会議です。 それ以外の時間で確定の返信メールを作ってください。

すると、AIが「4月8日(水)15:30〜16:30はいかがですか」といった確定メールをサッと作ってくれます。

以前なら返信のたびにカレンダーと文面を行ったり来たりしていたのが、AIに聞くだけで完結するようになりました。

やってみて感じた3つのメリット

1. 時間が浮く

これが一番大きいです。日程調整1回あたり5〜10分かかっていたのが、1〜2分で終わるようになりました。1日3件あれば、それだけで15〜25分の節約です。

2. 敬語のミスが減る

「ご都合のよろしい」「お時間を頂戴できれば」みたいな表現、自分で書くと地味に迷いますよね。AIに任せるとビジネスマナーに沿った文面を安定して出してくれるので、先輩に添削をお願いする手間も減りました。

3. 気持ちがラクになる

これは意外なメリットでした。日程調整って「面倒くさいけどミスできない作業」なので、地味にストレスがたまるんです。それをAIに渡すだけで、心理的な負担がかなり軽くなりました。

注意点:カレンダー情報のコピペは慎重に

ひとつだけ気をつけてほしいのが、社外秘の予定はAIに入力しないこと。

空き時間を伝えるときは「10:00〜12:00が空いている」のように空き情報だけを伝えましょう。「10:00〜11:00はA社の契約打ち合わせ」のように具体的な予定名を入れるのはNGです。

会社のセキュリティポリシーも確認しておくと安心ですね。

まとめ:まずは1回、試してみてください

日程調整は、事務職にとって「毎日やるけど成果が見えにくい仕事」の代表格です。

でも、AIを使えば――

  • 候補日の提案 → 一瞬
  • 丁寧な文面作成 → コピペでOK
  • 返信対応 → 追加指示だけ

1回試すだけで、「あ、これは手放せない」と感じるはずです。

まずは次に日程調整メールが来たとき、AIに「候補を3つ出して文面作って」とお願いしてみてください。きっと「もっと早く知りたかった!」と思いますよ。