「なんか見づらいんだよね」の一言がつらい
プレゼン資料を作るたびに言われる、あの一言。
「内容はいいんだけど……なんか見づらいんだよね」
正直、心が折れますよね。自分なりに頑張って色を付けたり、図を入れたりしているのに、なぜか伝わらない。かといって、デザインの勉強をする時間もない。外注する予算もない。
そんなとき、ふと思いついたんです。**「AIにスライドのデザイン相談をしてみよう」**と。
デザインセンスゼロでも大丈夫だった
私は事務職歴8年、デザインの知識はほぼゼロです。PowerPointのテンプレートをそのまま使って、とりあえず文字を詰め込むスタイル。「余白」とか「配色の統一」とか、言葉は聞いたことあるけど具体的にどうすればいいかわからない――そんなレベルです。
でも、AIに相談してみたら、まるで隣にデザイナーの先輩がいるような感覚でアドバイスがもらえました。
実際にやったこと3ステップ
ステップ1:スライドの内容をテキストで貼り付ける
まず、自分が作ったスライドの内容をChatGPTやClaudeに貼り付けます。スライドのスクリーンショットを画像として送ってもOKですし、テキストだけでも十分アドバイスがもらえます。
こんな感じでお願いしました:
以下は社内プレゼン用のスライド内容です。1枚のスライドに載せる情報として、見やすくするための改善ポイントを教えてください。
【スライド3:売上報告】 ・4月の売上は前年比112%で好調 ・新規顧客が15社増加 ・既存顧客の継続率は95%を維持 ・ただし広告費が20%増加している点に注意 ・来月はキャンペーン施策を予定 ・目標は前年比120%
ステップ2:AIからの改善ポイントを確認する
返ってきた回答がこれまた具体的で驚きました。ざっくりまとめると:
- 情報を3つに絞る:1枚のスライドに6項目は多すぎる。「好調な点」「注意点」「来月のアクション」の3つに分けて、スライドを2〜3枚に分割する
- 数字を大きく見せる:「112%」「15社」などの数字はフォントサイズを大きくして、パッと目に入るようにする
- 色は3色まで:背景・メインの文字・アクセントの3色に絞ると一気にプロっぽくなる
「なるほど、情報の引き算がデザインの基本なのか」と目からウロコでした。
ステップ3:配色やレイアウトの具体案を聞く
さらに突っ込んで聞いてみました。
社内プレゼン用のパワポで、落ち着いた印象の配色を3色で提案してください。
すると、こんな回答が:
- 背景:白(#FFFFFF)
- メイン文字:濃紺(#1B2A4A)
- アクセント:落ち着いた青緑(#2A9D8F)
色コードまで教えてくれるので、PowerPointの「色の設定」にそのままコピペできます。これが地味にありがたい。
実際にどう変わったか
AIのアドバイスをもとに資料を直してみた結果、見た目の印象がガラッと変わりました。
Before:
- 1枚のスライドに箇条書き6個
- 色がバラバラ(赤・青・緑・オレンジ……)
- 文字サイズが全部同じ
After:
- 1枚あたり3項目以内
- 配色は3色で統一
- 重要な数字だけ大きくして目立たせる
翌週のプレゼンで上司から言われた一言が忘れられません。
「おっ、今回の資料すごく見やすいね。どうしたの?」
心の中でガッツポーズしました。
おすすめのプロンプト集
スライドデザインの相談で使えるプロンプトをいくつか紹介します。コピペしてそのまま使ってください。
レイアウト改善:
以下のスライド内容を、見やすくなるようにレイアウトの改善案を出してください。図や表を使うべき箇所があれば教えてください。
フォント・文字サイズ:
社内プレゼン向けのパワポで、読みやすいフォントの組み合わせとサイズの目安を教えてください。
全体の統一感チェック:
スライド全体の構成を以下に貼ります。デザインの統一感を高めるためのアドバイスをください。
注意点:AIはあくまで「相談相手」
一つだけ気をつけてほしいのは、AIのアドバイスを全部そのまま採用しなくてもいいということ。
会社ごとにスライドのテンプレートが決まっていたり、上司の好みがあったりしますよね。AIの提案はあくまで「一般的なデザインのベストプラクティス」なので、自分の職場に合うように調整するのが大事です。
逆に言えば、「何が一般的に見やすいのか」を知るだけで、自分の資料づくりのレベルが一段上がるんです。
まとめ:デザインの知識がなくても「聞けばいい」時代
スライドデザインの改善って、以前は本を読んだり、セミナーに行ったり、上手い人の資料を研究したりする必要がありました。
でも今は、AIに「これ見づらいんだけど、どう直せばいい?」と聞くだけで、具体的で実行しやすいアドバイスがもらえます。しかも無料で、何回聞いても嫌な顔をされません。
デザインセンスに自信がなくても大丈夫。知らないことは、聞けばいい。それだけで「見づらい資料」が「褒められ資料」に変わるかもしれませんよ。
明日のプレゼン資料、ちょっとAIに相談してみませんか?