きっかけ
「来週の会議用にスライド作っておいて」
上司からこの一言が飛んでくるたびに憂鬱になる。PowerPointを開いてフォントを選んで、色を合わせて、図形を揃えて…。中身を考える時間より見た目を整える時間のほうが長い。
デザイナーじゃないのに「もうちょっと見栄え良くして」と言われても困る。かといって外注する予算もない。
「テキストを入れたら、AIが勝手にいい感じのスライドを作ってくれないかな。」
そんなツールを見つけたので試してみた。
イルシルとは
イルシルは、日本企業向けに作られたAI資料作成サービス。テキストを入力するだけで、AIが自動的にプロ並みのスライド資料を生成してくれる。
特徴をまとめるとこんな感じ:
- 3,000種類以上のテンプレートからAIが最適なデザインを提案
- テキスト入力だけでスライドが完成(デザインスキル不要)
- 日本企業向けに最適化されているので、海外ツール特有の使いにくさがない
- 上場企業1,300社以上が導入済み
実際に使ってみた
試したこと:月次報告のスライド作成
いつもなら2時間かかる月次報告のスライドを、イルシルで作ってみた。
手順
- 報告したい内容をテキストで入力(箇条書きでOK)
- AIがテンプレートを提案してくれる
- 好みのデザインを選択
- 微調整して完成
所要時間:約40分。
いつもの半分以下。しかも見た目は自分で作るよりずっと綺麗。そもそも入力するテキストの並び順で迷うなら、先にAIにプレゼンの骨組みだけ作らせる方法で構成を固めてからイルシルに流し込むと、構成づくりから清書まで一気通貫でラクになる。
良かった点
| 観点 | 評価 |
|---|---|
| 操作の簡単さ | テキスト入力だけ。PowerPointより圧倒的にラク |
| デザインの質 | テンプレートが豊富で、日本のビジネスシーンに合ったデザイン |
| 日本語対応 | 完全日本語。海外ツールにありがちな不自然さがない |
| 時間短縮 | 資料作成時間が体感で半分〜1/3に |
気になった点
- 完全にオリジナルなレイアウトにしたい場合はPowerPointのほうが自由度が高い
- テンプレートから大きく外れたデザインは苦手
- ネット環境が必要(ブラウザで動作)
ただ、「そこそこ綺麗な資料を素早く作りたい」というニーズにはドンピシャ。凝ったデザインよりスピード重視の事務職には最高。なお、業務手順の説明図が必要な資料なら、イルシルだけで作り込むよりAIに業務フローチャートのたたき台を作らせる方法を併用したほうが、図の整理はぐっとラクになる。
パーソナルプラスプランがおすすめ
イルシルには複数のプランがあるが、フリーランスや中小企業にはパーソナルプラスプランがおすすめ。
- **月額5,000円(税抜)**で上位プランの機能が使える
- 法人向けプランの機能をお手頃価格で利用可能
- フリーランス・個人事業主にもちょうどいい価格帯
月5,000円で資料作成の時間が半分になるなら、時給換算でも十分元が取れる。
どんな人におすすめ?
- デザインスキルに自信がないビジネスパーソン — AIが代わりにデザインしてくれる
- 営業資料・企画書・提案書をよく作る人 — 作成時間を大幅に短縮(企画の中身がまだ固まっていない段階なら、AIを壁打ち相手にアイデアを出すところから始めるとスムーズ)
- フリーランス・個人事業主 — 外注コストを抑えて高品質な資料を作成
- 中小企業の経営者・管理職 — 少人数チームでの資料作成を効率化
- PowerPointのデザイン作業に毎回消耗している人 — テキスト入力だけで完成
よくある質問
Q. デザインが苦手でも使える?
使えます。テンプレートを選んでテキストを入力するだけで体裁が整うので、ゼロからPowerPointで組むより格段にラクです。レイアウトに悩む時間がそのまま減ります。
Q. 細かいレイアウトまで自由に調整できる?
テンプレートをベースにする仕組みなので、完全オリジナルの凝ったレイアウトはPowerPointのほうが自由度が高いです。「そこそこ綺麗な資料を素早く作りたい」という用途に向いています。
Q. まずは手頃に試せる?
複数のプランが用意されているので、下位プランで使い勝手を確かめてから、必要に応じてパーソナルプラスプラン(月5,000円)に上げる形がおすすめです。
まとめ
- 資料作成の時間はAIで最大1/3に短縮できる
- テキストを入力するだけでプロ並みのスライドが完成
- 日本企業向けに作られているので使いやすい
- パーソナルプラスプランなら月5,000円で法人機能が使える
- 上場企業1,300社以上が導入している安心感
「資料作成に時間かかりすぎ…」と感じている方は、一度試してみてください。
スライド作成以外にも、議事録や帳票などの資料づくりをAIでラクにする記事は、AIで資料作成・議事録を片づける完全ガイドにまとめてあります。